【中古マンション×リノベ】築40年前後・50㎡台を選ぶときに知っておきたい5つのポイント

近年、築浅中古マンションの価格が上昇し、築40年前後・50㎡前後・3000万〜4000万円台の物件を購入して、自分たちの好みにリノベーションする方が増えています。
価格のバランスがよく、立地も選びやすい一方、築年数のある物件ならではのチェックポイントも大切。

今回は、リノベを前提に中古マンションを探す方へ向けて、押さえておきたい5つのポイントをまとめました。

1|建物の“ハード面”は最優先でチェックを

築40年前後の物件では、以下の確認が重要です。

  • 構造タイプ(RC造・SRC造)
     →柱や梁の太さが間取り変更の自由度に影響

  • 耐震基準(新耐震1981年以降かどうか)
     →資産価値や安心感に直結

  • 配管の更新履歴
     →給排水管が古い場合は交換が必要

  • 管理状況(修繕積立金/長期修繕計画)
     →将来の維持費にも関わるポイント

価格は魅力的でも、建物の状態によっては追加費用が発生することも。
購入前に、マンションの状態を確認しておくことがおすすめです。

2|50㎡前後でも“広く暮らせる”間取りにできる

築40年前後の物件は、仕切りが細かく、圧迫感や狭く見えるケースが多めです。
しかしリノベなら以下の工夫で、実際の㎡より広く感じる住まいにできます。

  • 壁を抜いて LDKをひとつの大空間に

  • 収納を集約して 回遊動線 をつくる

  • 低めの家具で 天井を高く見せる

  • ガラス間仕切りで 開放感をキープしつつ個室確保

特に50㎡台は、「コンパクトだけど無駄がない」家づくりが得意なサイズ。
北欧ナチュラルやジャパンディの柔らかな空気感とも相性抜群です。

3|“配管”と“設備スペース”の自由度を確認する

築古マンションのリノベで意外と見落としがちなのが配管の移動可否です。

  • トイレや洗面は位置を動かせないことが多い

  • キッチンの移動もスラブ(躯体)によって制限あり

  • 床レベル(段差)が必要な場合も

「この間取りに変えたい!」とイメージを固めすぎず、
まずは現場の制約を見てからプランを組むほうがスムーズです。

4|予算は“物件価格+リノベ費用”の総額で見る

3000〜4000万円代50㎡前後の物件を購入してリノベするケースで多い総予算感は、

総額 4500〜6000万円前後

内訳の一例

  • 物件価格:3200万円

  • リノベ費用:1000〜1500万円

  • 諸費用:300〜400万円

築年数がある分、
設備交換・配管工事・断熱補強などのコストを見込んでおくと安心です。

5|暮らしに合わせて“本当に変えたい場所”を優先する

フルスケルトンにしなくても、
暮らしの満足度が上がるポイントはしっかり押さえられます。

特に人気なのは…

  • キッチンとLDKのつながりを整える

  • 収納計画(可動棚・パントリー)を最適化

  • 洗面室を広げて朝の混雑を解消

  • 素材で“北欧ナチュラル”の雰囲気づくり

全面リノベに比べてコストを抑えながら、
毎日の心地よさを大きく変えられる点が魅力。

【まとめ】築40年の中古マンション×リノベは、コスパよく理想の暮らしを実現できる選択肢

築浅物件にはない魅力として、

  • 立地が選びやすい

  • 専有面積が確保しやすい

  • 自分好みに作り替えられる

  • トータル費用のバランスが良い

というメリットがあります。

ただし、建物状態の確認や、配管制約、設備更新コストなど、
築年数に応じた注意点を理解することが大切です。

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